50万個以上の恒星、オメガ・ケンタウリに発見。宇宙望遠鏡「ガイア」3回目の観測データより
欧州宇宙機関(ESA)は、位置天文学用宇宙望遠鏡「ガイア」による観測で、オメガ・ケンタウリ領域で52万6587個の恒星を発見したと報告した。また、約15万個の小惑星も新たに見つかっている。 これは2022年6月に公開された、ガイアミッションからの3回目の観測データの一部に含まれていた。ガイアミッションでは、これまでに180万もの恒星を発見してきている。 観測可能な球状星団の中でも最大のオメガ・ケンタウリは、その幅が約150光年もあり、その中に9つの混雑した領域が存在している。今回ガイアはこれらの最も混雑した領域で、以前に発見されてきた星々よりも最大で15倍も暗い恒星のデータを取得した。この発見