NASA、ハロウィーンに合わせ宇宙に漂う「幽霊の手」のような星雲の画像を公開
NASAが、X線偏光観測衛星「IXPE」を使用して撮影した「Cosmic Hand」の画像を公開した。画像の中央に写る怪しげな星雲はMSH 15-52と呼ばれ、超新星爆発の残骸の様子を示している。画像では手首~手のひらの位置にあるパルサーから拡散したガス状の物質がそれぞれ指先の方向に拡がって見える。 2021年12月に打ち上げられたIXPEは過去に約17日間この星雲を調査し、その地場の様子をデータに収めている。 画像からはMSH 15-52の大部分の領域で偏光量が非常に高く、その領域ではパルサー星雲内に乱れがほとんどないことを示している。これにより、指や親指に見られる直線的で均一な磁場線が形成