総務省の新たな「モバイル市場競争促進プラン」、国内スマホ産業を衰退に追い込む可能性
スマートフォン本体の大幅値引きや端末購入プログラムを加えることで、電気通信事業法で定められた通信契約に紐づいた値引き上限を超えて「一括1円」「実質1円」など激安に販売する、いわゆる「1円スマホ」と呼ばれる販売手法。その販売手法が、転売ヤーによる買い占めを招くなどの問題を招いていたことから、その規制に関する議論が総務省で進められていた。 総務省が公表した「モバイル市場競争促進プラン」の影響 その結果として先日11月7日、総務省は「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」を公表している。これは、内閣府の「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に、携帯電話の料金やサービスの競争促進