中国からオープンなインターネットにアクセスするためのツールが消えつつあるとの報告
世界最大の人口を抱える中国は、そのインターネットユーザー数も世界最大で10億人を超えると言われている。 しかし、中国当局はオンラインで入手できる情報を統制するため、国外との接続を規制・遮断する「Great Firewall(GFW)」と呼ばれるネット検閲システムを導入しているとされる。そのため、中国国内のインターネットユーザーは自由に国外の情報を閲覧できない。 たとえば、中国国内の検索エンジンをはじめ各種インターネットサービスで「天安門事件」を検索しても、その結果に1989年6月の出来事が出てこないというのはよく聞く話だ。また、習近平国家主席を揶揄するとされる「クマのプーさん」が厳しく検閲され