モーター1つだけで動く、“足だけ”の二足歩行ロボット「Mugatu」
米カーネギーメロン大学の研究者たちは、モーター1つだけを使って歩くことができる二本足ロボット「Mugatu」を開発している。 通常、二本足のロボットを歩行させるには、足の関節ごとにモーターを配置してそれぞれの動きを連携させる必要がある。しかし、研究者らはその常識を覆し、モーター1つだけで歩くロボットを製作した。 このようなロボットは、一般的なヒト型ロボットのように力仕事を与えられたり、人がやっている作業をまるごと肩代わりするような用途ではなく、もっと狭いスペース、たとえば災害現場のがれきの合間を縫って救出に向かったり、大きな機械の内部に入り込んでの点検作業といった用途に向いている。 ただ、その