新型コロナで世界がロックダウンしていた頃、タイでサルが石器を使い始めたことが判明
新型コロナのパンデミックで人々がロックダウン生活を送るなか、モンキーアイランドとも呼ばれるタイのペド島に生息するサルのある個体群で、新たな行動パターンが出現した初めての例を研究者が観察していた。 人類にとって、石器を使い始めたことは進化の重要なステップだったと考えられている。それが使われ始めたのが何百万年前なのかは正確にはわかっていないが、人類の文明を今日の姿に進化させる第一歩になったと言えるだろう。 だとすると、タイのサルもこれから遠い未来に新たな人類となるべく進化を始めたのかと思ってしまうところだが、実際はそうでもないようだ。まれにではあるが、他の霊長類も何かを手に持って道具として使うこと