推進剤漏れで月着陸断念の探査機「Peregrine」、月軌道にたどり着く。18日ごろには地球大気圏に再突入へ

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推進剤漏れで月着陸断念の探査機「Peregrine」、月軌道にたどり着く。18日ごろには地球大気圏に再突入へ

民間初の月面着陸を目指し、1月8日に打ち上げられた米Astroboticの「Peregrine」は、打ち上げ直後に推進剤まわりのトラブルのため、予定していた月面着陸を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。 しかし、Astroboticの運用チームは、可能な限り科学的観測やデータ収集といった運用を継続することを決め、少しでも月に近づけるよう努力するとした。 そして1月12日、AstroboticはPeregrineが地球から約38.3万kmの距離、つまり月が地球を周回する軌道がある距離にまで到達したことを明らかにした。ただし、Peregrineのいる場所には月はない。Peregrineの月着陸は

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