NTTドコモの通信品質が改善傾向。それでも残る不安材料とは?
2023年、都市部を中心に通信品質が大幅に低下し、問題視されてきたNTTドコモ。そうした状況に同社も対策を余儀なくされ、2023年12月までに300億円を先行投資し、将来の需要も見据えた通信品質対策を実施してきた。 そこで、2月2日に同社は記者説明会を実施。ネットワーク本部長 常務執行役員の小林宏氏が一連の対策の成果と、今後の品質改善に向けた取り組みについて改めて説明している。 改善の兆しをみせる通信品質。大規模イベント対策の成果も まずはトラフィックが多い、あるいは今後の増加が見込まれる全国2,000箇所以上の “点” に向けた対策について。こちらは2023年12月時点で計画していたよりも若