Google、AI活用し最大7日先の洪水予測に成功。『ネイチャー』にも掲載
洪水は世界中のどこにでも起こりうる災害でありつつ、被害は甚大かつ広範に及びやすい。事前に察知して公共団体が対策を講じ、あるいは人々に警戒や避難を呼びかける早期警戒システムは強く求められている。 そんななか、GoogleがAIを使って河川の氾らんを7日先まで予測することに成功したと発表した。単なるハイテク企業の宣伝文句ではなく、歴史と権威ある科学雑誌『ネイチャー』に掲載された。 ほとんどの河川には流量計がないため、洪水を予測するのは難しい。こうした機材は高価なため、こと発展途上国では設置が難しいという現実がある(国のGDPと国内で公開されたデータ量には逆相関関係があるとのこと)。 そこでGoog