156.3兆fpsの超ハイスピードカメラ、カナダの研究者らが開発
カナダのケベック先端科学技術大学院大学(INRS)の研究者が、1秒間に156.3兆コマという想像を絶する高速度撮影が可能なカメラを開発したと、Nature Communications誌に報告した。 撮影速度が高ければ高いほど、通常の速度で再生したときの映像はスローになる。近年、スマートフォンに搭載されるカメラで撮影できるスローモーションカメラは、秒間数百コマ(数百fps)というオーダーで動作する物がほとんどだ。またプロ仕様では数千fpsというものもがあるが、研究者が開発したものはこれらとは比較にならないfpsレートを持つ。 超高速撮影技術は、2014年に開発した超高速圧縮写真撮影法(CUP)