送電線から空中充電。着陸なしに飛び続けられるドローン
いまやドローンは様々な場所で利用されるようになり、産業向けでは橋梁の点検のような、人が簡単に近づけない高所の点検作業などにも活用されている。しかし便利なドローンにも弱点はある。そのひとつが、バッテリーの持続時間ではないだろうか。 一般的なホビー用ドローンであれば十数分ほど飛べれば良い方で、産業用のドローンでも、多くは30~40分ほどで電池切れになる。そこで南デンマーク大学の研究者らは、架空送電線の点検を行う自律飛行型ドローンを対象に、長時間飛行可能にするための技術を開発した。 このドローンは、市販品であるTarot 650 Sportのフレームをベースとして、そこに推進システム、7000mAh