人知れず消えていったマイナーCPUを語ろう(第5回):DSPを魔改造して汎用プロセッサに仕立てた「Imagination META」

TechnoEdge

人知れず消えていったマイナーCPUを語ろう(第5回):DSPを魔改造して汎用プロセッサに仕立てた「Imagination META」

コンピュータの歴史を暗部も含めてていねいに掘り起こすことで定評のある大原雄介さんによる連載5回目。Appleに見捨てられたことで有名なImaginationのかなり変わったCPUです。 DSP(Digital Signal Processor)の話はまた改めて掘り下げたいと思うのだが、構造が簡単な割に性能が高く取れることと、(慣れると)比較的プログラミングがしやすいというメリットもあって、それこそ一世を風靡しかけた時期もある。風靡しきれなかったのは、やはりDSPに伴うデメリットというか制約が大きかったからという話であるが、これが周知されるようになったのはDSPが登場してちょっと後の話である。

続きを読む

関連アイテム

META

META - MSI

Amazon楽天市場

関連記事